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Posted by TI-DA at

2008年06月05日

もしかして払い過ぎ?火災、地震、自動車保険の保険料

 損害保険各社が火災保険などの保険料を取りすぎていた問題が
 新聞を賑わしています。しかも取り過ぎた保険料の総額は、
 大手6社だけで約300億円という驚きの金額。
 保険金不払い問題のこともあり、「損害保険会社はどうなっているの?」と
 頭を傾げてしまうような不祥事ですが、
 どうやら原因は保険商品の複雑化にあるようです。

 今回の場合は、「本来割引対象になるのに適用されていない。」
 「実際の価値よりも高い保険金額を設定している。」
 というのが、保険料取りすぎの主な理由だそうです。
 各社は取り過ぎた保険料を契約者に順次返還しているそうですが、
 払いすぎている保険は、できるだけ早く適正な内容に修正したいものですね。

 そこで今回は、
  --- 火災、地震、自動車保険のご契約内容のチェックポイントと、
    知っていると得する割引や特約をご説明します。  ---
 

  ● ツーバイフォー住宅なのに普通の木造住宅で契約しているケース
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 ツーバイフォー住宅や軽量気泡コンクリートといった
 燃えにくい木造住宅なのに、保険料ランクを間違えて
 普通の木造住宅で契約されているケース。

 ツーバイフォー住宅(2×4工法・枠組壁工法)とは、
 壁の面と床の面とで組み立てられる「壁式構造」で、
 柱・はりで作られている「軸組構造」の一般木造住宅に比べて、
 火が回りにくく強い強度を持っているので保険料も安くなります。
 
 ちなみにツーバイフォー住宅であるかどうかは
 外観から判断するのは困難です。
 自宅の建物構造が書かれた「建築確認書」か、
 建物を建てた建築業者に確認してみましょう。


  ● 建物の価値は年々低くなる。新築価格のままで長期契約しているケース
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 住宅ローンを借りて建物を建てられるとローン返済期間に応じた
 「長期」火災保険にご加入されることが多いと思います。
 契約当時の新築価格で保険金額を設定したまま、
 長期間契約していませんか?

 年々、ローン返済によって借りたお金が減少すると同様に
 建物も毎年古くなり保険対象としての価値も低くなっているのに、
 保険料は当初の高いまま徴収されてしまいます。

 契約途中で保険金額を減らすことも出来ます。
 まずは、現在の保険証券を見て、
 保険期間は何年になっているか、
 保険金額はいくらになっているか、
 そして、建物は築何年が経過しているかを確認してみましょう。


  ● 1981年6月1日以降の新築は、地震保険料10%引き
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 1981年6月1日以降に新築された住宅には建築年割引が適用され、
 地震保険料が10%引きになるのに、適用されていないケースがあります。
 1981年6月1日以降に自宅を建築されている場合は、
 保険証券に割引が適用されているかを確認してみましょう。


  ● 意外と忘れている? 自動車保険のゴールド免許割引。
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 保険始期時に免許の色が何だったかで保険料が決まります。
 ゴールド免許なのに保険料割引が適用されていないケースがあります。
 保険証券の保険始期段階で、ゴールド免許だったか
 ブルー免許だったかを確認しましょう。


  ● 各社で色々な割引あり。保険会社選びも重要。
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 最近の火災保険は、損害保険各社で色々な割引や特約が適用されます。
  ・住宅に防災機器を設置していれば「住宅用防災機器割引」
  ・オール電化住宅だったら「オール電化割引」
  ・タバコを吸わない家庭であれば「ノンスモーカー割引」
 が適用される保険会社もあります。

 あと、マンション上層階にお住まいの方は、
 水災によって水没する可能性はありませんので
  「水災不担保特約」を付けることで保険料が割安になったりします。

 保険料も各社で自由化になっている今、
 どの保険会社を選ぶのかも、重要なポイントのひとつです。

 → 保険の無料相談窓口はこちら
  


Posted by yuriko at 17:09Comments(0)火災/地震保険